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医師が徹底解説!ほうれい線を消すための全知識

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ほうれい線(法令線・豊麗線・医学用語で鼻唇溝)とは、小鼻から口角に沿ってできるシワ・溝のことを指します。

ほうれい線が深くなると年齢を感じさせるため、鏡を見るたびにほうれい線が気になるという方も多いのではないでしょうか?

ほうれい線ができる根本的な原因は、皮膚の主成分であるコラーゲンの減少です。そのため、コラーゲンを増やすようにすることと、減らさないようにすることがほうれい線の予防や改善の近道です。

しかし、ほうれい線を消すための方法として紹介されるもの中には、まったく根拠のない方法も多くあり、正しい原因を理解せず無駄な努力をしてしまっている方が多くいらっしゃいます。

効果がないものに時間を費やしてしまうくらいならまだ良いですが、中には、ほうれい線が悪化してしまうのではないかと思われる方法や、小じわが増える等、別の問題が生じてしまうと思われるものもありますので注意が必要です。

ここでは、ほうれい線で悩むみなさんが、その悩みから解放されるよう、


・ほうれい線ができるメカニズムとその特徴
・自宅でもできるほうれい線の正しい対策
・クリニックで治療を行う方法と選び方


を中心にご説明していきます。

少し長いですが、読み終えていただければ、正しいほうれい線の予防法や消し方がわかり、実践いただくことで、きっとほうれい線の悩みから解放されることと思います。ぜひ、参考にしてください。

目次

1.ほうれい線の特徴とできるメカニズム

ほうれい線は老化現象の一つとして目立つものです。

ではなぜ、ほうれい線ができるのでしょうか?

ここではほうれい線ができる原因とその特徴について解説いたします。

1-1.ほうれい線のできる場所

1ーほうれい線の位置

典型的なほうれい線の写真です。

小鼻の横からくっきりと口角まで線があります。

1-2.頬が重力で落ちてくることでほうれい線ができる

1-2-ほうれい線と頬のたるみ

なぜほうれい線ができるのでしょうか?

紫外線や加齢などの原因により皮膚のコラーゲンが減少し、薄く、たるんだ状態になっていきます。

また頬の脂肪のボリュームが減ることで皮膚が余ります。

すると、頬の皮膚が下に落ちてきます。

皮膚と脂肪はある程度くっついているので、一緒になって落ちてきます。

ほうれい線のできる場所には、線維が密になっていています。

ほうれい線上の皮膚が上からの重みに耐えられなくなることでシワができます。

ほうれい線の少しに上は、上の図のように、落ちてきた皮膚がたまってふくらみになっていることも多いです。

1-3.左右差があることも多い

1-3ほうれい線の左右差の例

ほうれい線は左右差がある方も時々見られます。

上の写真の方は左(向かって右)の方がより深いです。

頬の脂肪の厚さの違いや皮膚のたるみの左右差、筋肉の力加減の左右差などが原因です。

1-4.放置すると年々深くなる

1-4ほうれい線の進行

この写真は同一人物ではありませんが、このようにほうれい線は年々深くなっていきます。

まずうっすらとした状態から、徐々にシワが形成され、最終的には深く刻まれていく経過を一般的にとることが多いです。

繰り返し皮膚が動かされることで徐々に折れ癖ができるためです。これは、コラーゲンの方向性に変化が生じることによります。

最初はうっすらとした線で、上半分に限局していることが多いです。

徐々に下の方まで線ができてきます。

初めはくっきりした線ではなく、影のような状態から始まります。

最終的には一番右側の写真のようにくっきりした線が刻まれていき、しばしば口角を超えることもあります。

1-5.周りに小ジワを伴うことがある

1-5ほうれい線まわりの小じわ

皮膚の状態によっては、ほうれい線の周囲に小ジワができることもあります。

1-6.頬の脂肪の影響を受ける

頬の脂肪が多いと、頬と鼻の下の高低差が大きくなり、相対的にほうれい線が目立つことが多いです。

体脂肪率がかなり増えるとほうれい線部の皮下脂肪も増え、全体的に皮膚が張りつめることでほうれい線はめだたなくなることもあります。

また、短期間で急激にやせると皮膚が余り、かえってシワが深くなる場合があります。

1-7.歯を失うとシワが増えることがある

抜歯などにより上顎の骨格がやせると皮膚が余り、シワが増えることがあります。

1-8. ほうれい線にくすみがあると深く見える

ほうれい線の底にくすみがたまるとシワが深く見えます。

下の写真の方は、メラフェード(トレチノイン+ハイドロキノン:後述)によりくすみ治療をされた方です。

頬のくすみが取れていますが、それに伴い、ほうれい線も浅くなったように見えます。

1-8ほうれい線のくすみ

1-9.表情筋の影響を受ける

ほうれい線は下の図の⑤上唇鼻翼挙筋、⑩上唇挙筋、⑧小頬骨筋、⑦大頬骨筋の影響を受けます。

1-9-1ほうれい線は表情筋の影響を受ける

笑ったときの表情や、「エ」「イ」と言ったときの口の動きや老化に伴い筋肉が固くなる(拘縮)ことで、ほうれい線が深くなります。

特にほうれい線の上1/3は、上唇挙筋の収縮と拘縮によって深くなります。

1-9-2ほうれい線の下の方のシワ

下の方は笑った時に動く場所なので、動きにともなって深くなりやすいです。

なお、顔面神経麻痺になると、麻痺側のほうれい線が浅くなったように見えます。

下の写真の方は、右側(向かって左)の顔面神経麻痺があり、ほうれい線が浅く見えます。

1-9-3ほうれい線は顔面神経麻痺で左右差が出る

1-10.たるみによって生じたよる余った皮膚が、ほうれい線の近くに存在することもある

下の写真は、ほうれい線のグロースファクターによる治療前後の写真です。

矢印はほうれい線の内側にある微妙な隆起部を指しています。

これは、頬の皮膚が外側から落ちてきて、ほうれい線の内側を圧迫することでできています。

ほうれい線の皮膚余剰

耳の前の皮膚を外側にひっぱってみると、このふくらみは消えることが多いです。

伸びた皮膚を縮めることは用意ではないので、シワの治療後もこの余剰皮膚は残ることもあります。

その場合、シワが消えても微妙なふくらみが気になってしまうこともあります。

2.自宅で行うほうれい線対策8

1章でご紹介したほうれい線のできる原因から考えて、

①皮膚のコラーゲン減少

②ほうれい線部分の機械的な刺激を避ける

③乾燥などの環境要因

④くすみなどによる視覚的要因

ことが必要です。

そのため、有効な対策としては

1.皮膚のコラーゲンの減少を改善(防止)する

2.肌の状態を正常に保つ

3.筋肉で支える力をつける

ことがあげられます。

ここでは、具体的に行うアクション、正しい行動をご説明いたします。

ここでご紹介する方法により、ほうれい線ができかけた方がこれ以上悪くならないように予防したり、ほうれい線にシワができていない方は出現時期を遅らせたりことができます。

2-1.保湿をする

この方法は、2.肌の状態を正常に保つ目的で行います。

皮膚が乾燥すると、シワが寄りやすくなります。特に乾燥肌の方は保湿が重要です。

保湿剤は、皮膚本来のバリアを壊さないために、界面活性剤フリーのもの、できればワセリンベースのものがお勧めです。

小指の先くらいの少ない量をこすらずに、載せるように塗ってください。

もし冬場などで乾燥している場合は、1日数回、保湿剤を塗るとよいです。

保湿は、入浴後に行うのが効果的です。1日に数回行うことで効果が高まります。

その他、冬場の乾燥には加湿器も有効です。

過度の洗浄剤の使用により角層がはがれ、油分が減ることで乾燥肌が悪化するので注意してください。

2-2.正しいスキンケアを行う

この方法は、2.肌の状態を正常に保つ目的で行います。

スキンケア製品やメイクは、オイルフリーのものを選ぶようにしましょう。

肌に刺激が少なく、無香料の製品のものがお勧めです。

香料の入った石鹸、アルコールを含む化粧水や香りの付いた製品は、皮膚を乾燥させ、老化を促進する原因となることがあります。

また、複数の製品を使用すると、皮膚を刺激が高まる傾向があり、乾燥などの老化現象を促進することがあります。

美肌のためのスキンケアの方法については、「美肌になりたい!40代女性のための効果的なスキンケア8つのポイント」を参考にしてみてください。

2-3. トレチノインを塗る

この方法は、1.皮膚のコラーゲンの減少を改善(防止)する目的で行います。

クリニックで処方される塗り薬(医薬品)で、ご自宅で治療可能です。

トレチノイン(レチノイド、ビタミンAの一種)を含む製品は、肌の若返り効果が期待できます。1年くらい使用すると、傷んだ皮膚が修復されるというデータもあります。

また、紫外線のダメージから皮膚を守ってくれます。

皮膚が乾燥したり、ポロポロと皮膚がむけたり、赤み、ヒリヒリするなどの副作用が起こる場合があります。

現在は、トレチノインは海外の通販でも購入可能なようですが、メラフェードなどの日本人向けの製品がおすすめです。
2-1シミ治療に使うメラフェード

・メラフェード・・・トレチノン・ハイドロキノン・ビタミンC・αアルブチンが含まれる治療薬です。3ヶ月程度で効果が現れることが多いです。

美白効果もあるので、ほうれい線の底にたまったくすみも改善できます。

価格は40000~50000円(1セットでおよそ2~3月持ちます)

なお、トレチノインの類似のもので医薬部外品にも含まれるレチノールというものがあります。これは活性がトレチノインの1/100程度と作用が弱いものです。

2-4. PAO などを用いた表情筋トレーニング

この方法は、3.筋肉で支える力をつける目的で行います。

PAOという表情筋トレーニングの器具が販売されています。(PAO公式サイト

2-4-1PAO[1]

図のように器具を口にくわえた状態で振動させるというものです。

割り箸を横にした状態で口にくわえるというトレーニング法と類似の方法です。

PAOが有効とされる原理は、口周りの筋肉(口輪筋、大・小頬骨筋、笑筋、頬筋)を鍛えることで頬がリフトアップ。それにより法令線や頬・口周りのシワ・たるみに効果があるとされています。

2-4-2PAOで鍛える口周りの筋肉

2-5.紫外線対策

この方法は、1.皮膚のコラーゲンの減少を改善(防止)する目的で行います。

皮膚のたるみの一番の原因は紫外線です。

また、ほうれい線のところにシミやくすみがあると深く見えてしまいます。

予防法としては、特に強い紫外線の時期は、帽子や日傘などで直接当たることを避け、毎日日焼け止めを塗ることです。

海に行くなどでなければ、SPF30くらいのもので十分です。日中は屋内でも塗るようにすることをおすすめします。

2-5.血糖値を上げすぎないような食事を心がける

この方法は、2.肌の状態を正常に保つ目的で行います。

皮膚のたるみの原因の一つとしては糖質による弊害(糖化ストレス)があります。

甘いものをとり過ぎないようにしましょう。

特に空腹時のスイーツや甘いものを長時間継続してとり過ぎるのが良くないです。

糖化ストレスの予防法としては、運動により筋肉量を維持することがひとつ挙げられます。70%以上の血糖は骨格筋で消費されるため、骨格筋の減少は耐糖能を減少させます。つまり運動を継続することでシワ・顔のたるみを予防できます。また、ゆっくりよく噛んで食べることで糖化ストレスを軽減し、血糖の上昇をゆるやかにすることができます。

また、食事の際の血糖値の上昇をゆるやかにするため、グリセミックインデックス(GI値)が高い食材を選ぶことも有効です。(例えば白米より玄米などがGI値が低いです)

その他、少量のアルコールは代謝を促進し、糖化ストレスを軽減することができます。

血糖値が上がりづらい食材選びについては、「【低GI値食材一覧】低GI値の食生活を行うための8つの注意点」を参考にして下さい。

2-6.喫煙・受動喫煙を避ける

この方法は、1.皮膚のコラーゲンの減少を改善(防止)する目的で行います。

タバコの煙は、特に真皮の弾性線維に影響が大きく、たるみを引き起こしやすくなります。

「スモーカーズフェイス」は1971年に報告された、喫煙者に特徴的な顔貌です。

狭く深いシワと目尻のシワ、口周りのシワが特徴です。

タバコはコラーゲンを分解するMMPsを活性化されます。

1日35本以上喫煙するヘビースモーカーの人は、非喫煙者に比べ顔のシワの相対危険率が、紫外線の影響を除いて4.7倍もあります。

2-7.睡眠をしっかりとる

この方法は、2.肌の状態を正常に保つ目的で行います。

睡眠の質が悪いと内因性の老化(小ジワ、シミ、顔のたるみ)の原因となります。また皮膚の修復能力が低下します。

6~7時間はしっかりと熟睡するようにしましょう。

寝る前のスマホやPCは睡眠の質を低下させるので注意が必要です。

2-8.ほうれい線の底のくすみをメイクで隠す

この方法は、前述のいずれにも当てはまりませんが、見た目を一時的に改善する目的で行います。シワによる3次元的な皮膚の起伏はメイクでは隠せませんが、ほうれい線の底にシミやくすみがある場合、メイクにより明るくすることで目立たなくできる可能性があります。

「メディカルメイク」と呼ばれる方法は、通常のメイクアップを応用した方法で、皮膚症状を隠すため、丁寧に細かく仕上げる特徴があります。

これを行うことにより、満足感や精神的負担の軽減になります。

・メディカルメイクの一例(美容皮膚科学.南江堂.東京.2005.319-320

メークアップベースを塗布した後、自分の肌色に合ったリキッドファンデーションを顔全体に塗布する。その上からコンシーラーをしみの部分よりひとまわり大きい範囲で延ばし、肌との境目をなじませる。さらにコンシーラーをより密着させるために、しみの部分だけ上からパウダーファンデーションを置くように重ね塗りをする。仕上げに、明るめのフェイスパウダーを全体に塗布し、つややかに仕上げる。対象部位が広い範囲にわたったり、濃く大きな状態のものが目だつ場合には、肌色とできているしみの色との中間色のファンデーションを顔全体に塗布し、肌としみとの色の差を小さくする。また顔全体の肌色のトーンが落ちないように、上から明るめのパウダーを仕上げに使用する。

3.自宅で行う方法のうち効果がないもの

3-1.ほとんどのマッサージやエクササイズは効果がない

メカニズムを見てもわかるように、以下の方法では効果はあまり期待できません。

顔のストレッチ・表情筋エクササイズ・・・筋肉で頬を上げることは大事なことですが、エクササイズにより過剰な期待を持つべきではありません。表情筋エクササイズの多くは根拠に乏しく、強く筋肉を収縮させることで逆にシワが悪化する可能性があります。

顔のリンパマッサージ・・・水分を一時的に移動させることは可能ですが、シワそのものは変わりません。また、摩擦により皮膚の炎症性色素沈着が生じ、ほうれい線が濃く見えてしまう可能性もあります。

美顔器・・・ほうれい線を改善する効果は乏しいです。

表情筋トレーニングは誰でも気軽に取り組めるため、現在様々な方法が考案され、紹介されていますが、実際は医学的に効果があると証明された表情筋トレーニングはほとんどありません。

つまり、表情筋トレーニングは、実は効果が出づらく、再現性に乏しいと言えます。

一部の研究では、鼻の下のシワや笑顔の改善効果などが報告されていますが、ほうれい線に対する表情筋トレーニングをきちんとした証明したランダム化比較試験はこれまでありません。

また、注意すべき点として、顔の筋肉を収縮させる際にシワを作ると深くなることがあります。

トレーニングをする際は、鏡を見ながらシワができていない状態を確認しながら筋肉を収縮させるようにします。シワができるくらい筋肉を強く収縮させるとかえってシワ・たるみが悪化する原因となるためです。

表情筋トレーニングについては、「その表情筋トレーニングは逆効果?医師が教える効果的なトレーニング」をご覧ください。

3-2.ほとんどの化粧品は効果がない

ほとんどの化粧品は、厚生労働省の規制があるため、有効成分は効果が弱いものまたは量が非常に少ないことが多いです。

そもそも、皮膚はバリア機能があり、コラーゲンやアミノ酸などの分子量が大きいものは皮膚には浸透せず、表面に乗せているだけになってしまいます。

あるクリームによる臨床試験で、ほうれい線が統計学上有意に改善したという内容の論文があります。そこで用いられたのは、フカヒレ由来のサクシニルアテロコラーゲンと微生物由来のアミノ酸であるエクトインが入ったものでした、その他はグリセリンなどの保湿効果があるものがベースとなったクリームです。

しかし、その論文の症例写真を見ると、小ジワの改善程度しか認められません。

4.クリニックで行うほうれい線の治療法

ここまでご紹介してきた改善方法は根拠のある方法ですし、ほとんど費用もかからず実践できるものなので、ぜひ実施してみてください。

ここからは、クリニックで行う治療について詳しく説明させていただきます。
医療行為ですので、自宅で行う方法と比較すると高い効果が期待できます。ほうれい線の悩みが深い方は、クリニックでの治療について検討してみても良いと思います。

ほうれい線を治療する方法は以下の4つに分類されます。
1.頬をリフトアップさせる
糸でリフトアップさせる(スレッドリフト)、ヒアルロン酸によるリフトアップ、高周波・超音波機器などにるリフトアップ治療などがあります。
その他、グロースファクターにより頬の皮膚のハリを出すことも効果的です。
頬を持ち上げることでほうれい線への負荷を軽減させる原理です。
実際は、この方法単独ではあまりほうれい線の改善は物足りないこともあります。
また、頬が特にくぼんでいる方は、上の方から改善していくことで、ほうれい線そのものを治療しなくてもバランスが良くなり、きれいに見えることもあります。
これは人の顔を見る時に、目・頬を中心に見るためで、顔の中央の印象を改善することがインパクトが大きいこととも関係しています。
2.ほうれい線のハリを出す(グロースファクター注入療法、PRPなど)
グロースファクターをほうれい線に注射すると頬を治療しなくても法令線のコシができることでシワが改善します。
これが一番本質的かつ確実な方法です。
効果も長期持続します。ただし、しこりなどのリスクもあります。治療の成否は使用する薬剤や注射方法などにより左右されます。
3.ほうれい線のくぼみを埋める(ヒアルロン酸、脂肪注入など)
ほうれい線の溝の中に詰め物をしてふくらませる治療です。
特にヒアルロン酸は最も広く行われている治療ですが、吸収されるたびに繰り返し行わないといけないことと、繰り返し行うことで皮膚が壊死する確率が高くなることに注意しないといけません。
注入剤が血管を詰まらせてしまい、鼻の先端への血流が途絶えてしまうことで皮膚が欠損していまうことがあります。
また、繰り返し行うということはコスト的な問題 もあります。
4.頬の脂肪を減らす(脂肪溶解注射・脂肪吸引など)
頬の脂肪を減らすことは実は根本的な治療ではありません。頬の脂肪を減らすと、上からのしかかる重みが減るためにほうれい線は浅くなりますが、かえってシワ・たるみが増える可能性があり、あまりお勧めはしません。ただし、皮下脂肪がかなりある方や、年齢的に若い方は、リスクを踏まえた上で、脂肪溶解注射は控えめに行ってもよいかもしれません。

4-1.ヒアルロン酸注射

・ヒアルロン酸とは、元々生体内にある成分で、ジェル状の物質です。

ボリュームを出すことにより、シワを浅くすることができます。

通常半年から1年程度で吸収されてなくなります。

ダウンタイムは内出血が出るかどうかにより、出た場合1週間~10日程度です。

4-1ヒアルロン酸によるほうれい線治療前後

ヒアルロン酸による法令線治療前後

治療方法・・・麻酔用のテープまたはクリームで20分~60分程度作用させます。注射直前に氷や保冷剤などで冷却するとさらに痛みが少なくてすみます。施術箇所に仕上がりの状態をイメージしながらペンでマーキングを行います。これは慣れていれば不要な場合もあります。続いて、消毒後に注入します。

起こりうる合併症・・・硬結(しこり)、腫れ、痛み、発赤、組織壊死などがあります。

費用・・・ヒアルロン酸は1本(1ccが目安)当たり数万円~10万円前後となっていることが多いです。通常、ほうれい線の深さや長さによって料金が変わることが多いです。

ヒアルロン酸治療の詳細は、「ヒアルロン酸によるほうれい線治療|効果と副作用のすべて」をご覧ください。

“レディエッセについて”

2年程度持続するレディエッセ(ハイドロキシアパタイト)はうまく活用するとヒアルロン酸よりも長期にわたりほうれい線の改善を維持できますが、万が一失敗した場合、ヒアルロン酸はヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)があるのに対して、レディエッセは溶解する方法がないので注意すべきです。

“アクアミドなど非吸収性の注入物について”

アクアミドなどの吸収されない物質をほうれい線に注入するのはあまりお勧めしません。
しこりが生じたり、異物肉芽腫と呼ばれる塊・腫れが注入後半年から数年たって発生したりすることがあり、その治療には摘出手術やステロイド、抗生剤投与が必要となる場合があります。不純物の混入や頻回の注入などが原因とされています。

4-2.グロースファクター注入

グロースファクターとは、注射によりご自身のコラーゲンが作られ、皮膚のハリを出すことで、シワ・たるみを改善する治療です。

ほうれい線に注射すると、上からの重みに対して支えができることでほうれい線が改善します。

イラスト法令線 -支え

また、ヒアルロン酸やボトックス注射と異なり、一度改善したら繰り返しをほとんど必要としません。ダウンタイムは内出血が出るかどうかにより、出た場合1週間~10日程度です。

また、クリニックにより使用している薬剤が異なることも多く、どのような薬剤、効果があるかは事前に症例写真やHPなどで確認されることをお勧めします。

CASE1.

4-2-1グロースファクター治療前

施術前・・・比較的くっきりとゴルゴ線、法令線、マリオネットラインがあります。

グロースファクターによる治療を受けられました。

4-2-2グロースファクター治療後

9ヵ月後・・・全体的にシワが目立たなくなりました。

CASE2.

4-3-1GF pre

施術前・・・法令線が上から下まで比較的明瞭にあります。

4-3-2GF post

施術直後・・・よく見るとポツポツと注射の跡があります。

4-3-1GF pre

6か月後・・・きれいになっています。

4-3-4pre 6m

施術前後の笑った状態を比較・・・笑った時も浅くなっています。

治療方法・・・まずメイクを落とします。

注射の前に麻酔クリームを塗ると注射の痛みが和らぎます。

20分程度経った後、麻酔クリームを落とし、消毒します。

氷で冷やしながら注射していくと痛みが抑えられます。

また、お薬自体も痛くない工夫をした上で、さらに握っていただくと痛みの感じ方が鈍くなるボールを持っていただくなどの工夫があります。

これだけ痛み対策を行えば、注射の針も非常に細いので、ほとんど痛みを感じないことが多いです。

起こりうる合併症・・・出血・感染・腫れなどがあります。使用薬剤や注射方法によっては、しこりや段差が生じたり、凹凸(おうとつ)、変化に乏しい可能性もあります。また、脂肪注入やPRPと併用するとしこりになるリスクが高くなるので注意が必要です。

費用・・・数万円~20万円前後とクリニックにより差があります。

グロースファクターの詳細は、「グロースファクター|これから受ける方が必ず知っておきたい全知識」をご覧ください。

4-4.フェイスリフト

耳の前の余った皮膚を切って縫い寄せて、頬を引き上げるる方法がフェイスリフトです。

4-4フェイスリフト

生え際など目立たない部位に傷はできますが、物理的な引き上げによりフェイスラインのリフトアップ効果を見込めます。

皮膚の下にはSMASと呼ばれる丈夫な膜があり、その膜を切除することでより強いリフトアップ効果があり、海外では広く行われています。

ただし、西洋人と比較して日本人の骨格の特徴として、「顔面横径が長く、頬部の張り出しが目立つ」という点があり、ほうれい線の改善効果は思ったより少ないので注意が必要です。

費用は50~150万円くらいと高額ですが、手術による効果は5~10年程度持続することが期待できます。

・起こりうる合併症・・・腫れ、内出血、血腫、顔面神経麻痺、皮膚の壊死、瘢痕、耳たぶの変形、生え際の毛が生えなくなるなど

4-5.スレッドリフト(糸によるリフト治療)

皮膚の下に糸を入れ、リフトアップさせる治療法です。

皮膚を切らない治療で、物理的に持ち上げるので速効性があります。

直線的に引き上げる方法やメッシュ状に入れた糸で面状に引き上げる方法などがあります。

4-5-1スレッドリフト1

直線的に引き上げる方法

4-5-2スレッドリフト2

メッシュ状に入れる方法

4-5-3f lift

スレッドリフト(メッシュ状)によるほうれい線の改善例(治療前・後)

頬のたるみやほうれい線が出始めたときに糸によるリフト治療を行うと、変化はわずかでも効果は比較的長く持続することがあります。その場合、その後の老化防止の意義もあります。糸は追加で入れることにより効果を高めたり、持続させたりすることができます。ただ、基本的には重力の影響で皮下組織が糸で切れてくるため、効果は数年で多少元に戻る傾向があります。

費用は30万円~80万円程度ですが、入れる本数によって変わります。

持ち上げ方には一端を骨や骨膜などの固いところに固定したり、引き上げる力を高めるために糸にトゲや突起が付いているものもあります。

また糸には溶ける糸と溶けない糸があり、溶けない糸のほうが持続力があります。

・起こりうる合併症・・・腫れ・内出血・感覚が一時的に鈍くなる、異物反応や感染のリスク

4-6.シミ・くすみ治療

シミ・くすみにも様々な種類があり、まずは医師による診断を受けて、状態にあった治療の中から選択します。

シミ治療単独でシワそのものは改善しませんが、シワの奥にあるくすみが改善すると、シワが浅く見えるようになることがあります。

4-6-1グロースファクター治療前pre4-6-2グロースファクター治療1m4-6-3グロースファクター治療6m

グロースファクターにより顔全体のグロースファクター治療を受けられた方です。(治療前/1ヵ月後/6ヵ月後)

1ヵ月後より前述のメラフェード(前述のトレチノイン+ハイドロキノンからなる塗り薬)による治療を開始されました。

くすみがとれることで、シワもさらに浅くなったように見えます。

一般的なシミ・くすみの治療方法としては、以下のようなものがあります。

・トランサミンの内服・・・肝斑に有効な飲み薬です。数ヶ月単位で内服が必要です。「トランシーノ」という名称で市販もされています。

肝斑・トランサミンの詳細は、「肝斑とは?治療で失敗しないために知っておくべき5つのこと」をご参照下さい。

・トレチノイン+ハイドノキノンの塗布・・・前述のメラフェードなどがこれにあたります。

シミ・くすみ以外に肌質も改善し、小ジワもきれいになる効果があります。ハイドロキノン単独で処方されることもありますが、トレチノインを併用した方が効果が高いです。

・ケミカルピーリング・・・皮膚のターンオーバーを高めて、他のシミ治療の効果を高めることができます。

漫然とくり返すと逆に悪化することがあり、注意が必要です。費用は数千円~1万円程度です。

・ビタミンCのイオン導入・・・弱い電流を流すことにより、ビタミンCを皮膚内に浸透させる方法です。

治療費用は数千円~2万円程度と様々ですが、一般的に導入する成分を上乗せするごとに価格が上がります。週1回~月1回程度の頻度で改善するまで様子を見ながら行い、治療回数に特に決まりはありません。

・フォトフェイシャル(光治療)・・・光エネルギーをメラニンやメラニンを含む組織に吸収させ、熱エネルギーで破壊する原理です。月1~2回の反復照射が必要で、3~5回くらいの治療回数が必要なことも多いです。

テープなどを貼る必要はなく、赤みなどの副作用もほとんどありません。(料金:1~4万円)

4-6.脂肪注入

腹部や太ももなどから局所麻酔下で脂肪吸引した後に、注射器でシワ・くぼみに注入します。

全てが定着するわけではなく、7080%くらい数ヶ月かけて吸収されるため、最終的な仕上がりは、注入した時よりも小さくなります。

そのため、複数回の治療が必要になることもあります。

定着をよくするために、1週間程度テープなどで圧迫することもあります。

リスクとしては、感染、腫れ、内出血、しこりなどがあります。

費用は2030万円前後です。

4-7.PRP

血液を採取し、遠心分離・加工した後、注射します。

血小板の中に線維芽細胞を活性化させたり、コラーゲンを増やす物質が含まれており、シワを改善します。

リスクとしては、施術後の軽度の赤みと腫れ(数日~1週間程度)があります。その他、皮膚が固くなること(3日ほど)などがあります。クリニックによっては成長因子を混ぜたものを使用していることもあり、それはしこりになるリスクがあり、注意が必要です。

PRPの効果は数週間後から出て、数ヶ月で改善していきますが、その期間には個人差があります。血小板の活性に個人差があり、それに伴いシワを改善する効果にも個人差がある場合があります。そのため、複数回の治療を要することが多いです。効果は数年程度持続します。

費用は1ccあたり数万円~20万円程度と量で設定している場合と、1部位1020万円などと部位で設定している場合があります。

4-8.自家培養線維芽細胞注入

耳介後面や口腔粘膜を局所麻酔手術により採取し、線維芽細胞を培養後、注射器で皮膚に注入します。注入した線維芽細胞がコラーゲンを分泌するため、シワが改善します。

また、培養する際に血液を採取する必要がある場合もあります。

特に60歳以上で細胞の分裂能が年齢により低下している場合、効果が弱い場合もあります。

1~2年ごとに追加投与を必要とすることが多いです。

費用は50万円~100万円程度ですが、細胞の保管料などによって異なります。

リスクとしては、腫れ・内出血、採取部のキズ跡などがあります。

5.ほうれい線治療の選び方についてのポイント3つ

ここでは、どのような場合にどの治療法を選んだらよいか、ヒントになる考え方についてご紹介いたします。

5-1.急いでいる場合はヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、1年程度でなくなりますが、速効性があります。

急いでほうれい線をなくしたい場合はヒアルロン酸がお勧めです。

ただし、長期的な維持を考える場合、ヒアルロン酸をほうれい線に定期的に打ち続けることは鼻部の皮膚が壊死に陥るリスクを伴います。

これは、注入したヒアルロン酸が血管内に入り、血流が途絶えることで起こります。

直後から数時間で痛みや腫れ、皮膚の変色が現れます。予防方法としては、同じ箇所に繰り返し施術を避けることと、細い針や鈍針を使うこと、1カ所に大量に投与しないことですが、運悪く血管に入った場合、少ない回数でも起こることはありえます。

治療方法は、マッサージやプロスタグランジン軟膏の外用、抗生剤の予防投与、ヘパリン(抗血栓剤)投与です。この場合、速やかに対処する必要があるため、担当医に連絡する必要があります。速やかな対処のために、帰宅後も最初の24時間はこまめに観察することが重要です。

血管の壊死を避ける方法としては、ほうれい線そのものには打たず、頬骨のあたりに打つことで、頬を高くして、ほうれい線を相対的に浅く見せる方法があります。

ただし、この方法ではほうれい線の改善は不十分なことが多いです。

ヒアルロン酸治療の詳細は、「ヒアルロン酸によるほうれい線治療|効果と副作用のすべて」をご覧ください。

5-2.ほうれい線の改善を長期維持したい場合はグロースファクター

グロースファクターは、長期的に見ると、他の治療法よりも比較的低予算で、長期いい状態を維持できます。

現在、ほうれい線の治療はヒアルロン酸が主流です。

ヒアルロン酸は、1年程度で溶けてなくなるので、繰り返しが必要です。

ヒアルロン酸は1回の治療で1~2ccで6~12万円程度かかります。

ただし、製剤や量などによって、またクリニックによって料金は異なります。

一方、グロースファクター法令線の料金は、例えば二子玉川美容外科クリニックでは178,000円です。

追加は初回よりも割引で行っておりますが、実際に数年後などに追加される方は少ないです。

2年以上で考えるとヒアルロン酸よりもグロースファクターの方が経済的負担が少なくて済みます。

ヒアルロン酸を年に1回行うとすると、10年で60~120万円(平均90万円)くらいかかります。

一方、グロースファクターは、10年間の治療費が178000円(1回の治療のみ)~267000(数年後に1回追加投与した場合)として、平均222500円かかります。

5-2-1グロースファクターとヒアルロン酸のほうれい線治療コスト比較

10年間の治療コストを比較したグラフです。

ヒアルロン酸よりグロースファクターの方が長期的には金銭的負担は少なくてすみます。

また、繰り返して治療する場合、痛みや内出血などのリスクや通院の手間も増えます。

CASE.1

5-2-2グロースファクター1

施術前・・・60代女性の方です。比較的くっきりとほうれい線があります。

5-2-3グロースファクター2

2年10ヵ月後・・・まだまだいい状態を維持している印象です。

CASE2.

5-2-4グロースファクター1

施術前・・・30代女性の方です。比較的くっきりと法令線があります。グロースファクターによる治療を受けられました。

5-2-5グロースファクター1

2年1カ月後・・・いい状態を維持されています。

グロースファクターの詳細は、「グロースファクター|これから受ける方が必ず知っておきたい全知識」をご覧ください。

5-3.顔全体の初期のたるみがある場合は糸によるリフト治療

前述のように、頬のたるみやほうれい線が出始めたときに糸によるリフト治療を行うと、効果が比較的長く持続することがあります。重力の影響により数年で元に戻る傾向がありますが、追加で入れることも可能です。

6.ほうれい線の治療前に必ず知っておくべき5つのこと

ここでは、治療を受ける前に必ず知っておいてほしいことをご紹介します。

これを読むことにより、どんなクリニックを受診すればよいか、どんな治療を避けるべきかが事前に明確になります。

6-1.注射や糸によるリフト治療を行う場合は数日ほど休暇を取っておく

注射や糸によるリフト治療は、内出血の可能性があります。

出血しやすい、血が止まりにくいなどの体質がある方や、血液をさらさらにするお薬を飲んでいる方は要注意です。

内出血は1週間前後で引きますが、個人差があります。

お仕事や人に会う予定については、その辺を考慮しておくと良いかもしれません。

丁寧に圧迫止血を数分間以上することで、施術後の内出血を最小限に防げます。

また、施術後ご自宅に帰られる際も、走ったりせず、安静を心がけることが大事です。

特に飲酒やサウナ・温泉などは内出血のリスクを高めます。

6-2.治療後に気軽に相談できる医師に依頼する

効果がなかった場合や満足いかない場合に修正治療や追加治療を行うことがあります。

例えば、ヒアルロン酸注射で凹凸が出た場合などに対処が必要なことがあります。

施術後に相談しやすい医師をかかりつけにしておくのがお勧めです。

特に注入系の治療は、施術後はどこに何を注射しているか分からなくなることがあります。

クリニックを変えた場合に、前医のカルテがなく、前回の治療部位が正確にわからないために、追加や修正治療が大変になることもあります。

6-3.ボトックスはあまりお勧めしない

ボトックスは筋肉の力を弱めてシワを改善する注射による治療です。

眉間や額、目尻などにはボトックスが有効です。

ほうれい線の原因となる表情筋にボトックスを打つと確かにほうれい線は改善しますが、鼻の下が間延びするというデメリットがあり、あまりお勧めしません。

6-4. レーザーなどの照射治療はあまりお勧めしない

レーザーなどの照射治療によりコラーゲンが増えることで、シワ・たるみが改善されます。

ただし、実質的にはほうれい線を1回で長期にわたり改善する治療機器はあまりなく、ほうれい線治療に関して言えば、あまりお勧めではありません。

照射の際に発生する熱による一時的な腫れでシワが良くなったように感じることもあります。

照射治療機器についての詳細は、「顔のたるみを改善するレーザーなどによるオススメ照射治療3種類」を参考にして下さい。

6-5.頬の脂肪の厚みの左右差がある場合、グロースファクターなどで治療しても左右差が残ることがある。

前述のように、ほうれい線には左右差があることも多いです。

その原因としては、筋肉の強さの左右差以外に頬の厚みの差があります。

例えば、グロースファクターでほうれい線のみを治療した場合、頬の脂肪自体はそのままなので、左右差は残ることがあります。

6-5-1ほうれい線左右差1

施術前・・・もともと左右差があります。

6-5-2ほうれい線左右差1

6カ月後・・・ほうれい線自体は浅くなって目立たなくなりました。ただ、頬の厚さは変わっていないので左右差は残っています。

6-6.頬の脂肪は減らす治療(脂肪溶解注射・脂肪吸引など)はおすすめしない

前述のように、頬の脂肪を減らすことは実は根本的な治療ではありません。たしかに、頬の脂肪を減らすと、上からのしかかる重みが軽減してほうれい線は浅くなりますが、以下の3つの理由からあまりお勧めはしません。
1.頬のたるみが加速する・・・皮下脂肪が余るため、皮膚のたるみが目立つことが原因です。
2.将来皮下脂肪が減ったときに余計に老けて見える可能性がある・・・10年単位では皮下脂肪は減ってくるため、頬がこけすぎると将来より老けて見える可能性があるからです。
今後のことを考えるとあまり頬の脂肪はむやみに減らさない方が良いです。
3.首から下の脂肪が増える(太る)可能性がある・・・脂肪細胞はホルモンを分泌しています。顔の脂肪が減ることで、ホルモンバランスがくずれて、体が太る可能性があるという報告があります。

まとめ

人の顔をパッと見たとき、ほうれい線のインパクトは大きいです。しかし、さまざまな予防法と治療法を組み合わせることで、何歳になっても若々しく見られることができます。もしよろしければ、この記事を参考にして簡単にできる予防方法から実践してみて下さい。

参考文献

Plast Reconstruct Surg.58:80-88,1976

Aesthetic Plast Surg.27:397-402, 2003

新薬と臨牀 60(6): 1267-1274, 2011.

美容皮膚科学.南江堂.東京.2005

Aesthetic Plast Surg. 2017 May 15. doi: 10.1007/s00266-017-0889-9.

形成外科.59(9).2014.983-991

形成外科.58(9).2015.972-974

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