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ほうれい線を消す5つの対策!最小限の労力で改善+長期維持

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以前はなかったほうれい線ができ始めると、老けた印象になって嫌ですよね?

ほうれい線を消そうとして、食事に気をつけたり、あるいは顔の筋肉トレーニングやグッズ、化粧品やクリームを購入したりしたことが方は多いのではと思います。

しかし、これらの方法は残念ながら費用や労力の割には長期的な改善効果はあまりありません。

あるいは、ヒアルロン酸注射も1年ほどで吸収されてなくなってしまうので、定期的に行うにはかなりの費用と治療の手間がかかります。

また、ほうれい線が深く見える要素には意外とシミやくすみも関係していることは意外と知られていません。

結論を言うと、ほうれい線のコラーゲンを増やし、皮膚のくすみを取り、肌の状態を正常に保つだけでほうれい線の悩みからかなりの割合で解放されます。

ここでご紹介する方法を行えば、意外と簡単に長期的にほうれい線をきれいな状態に維持することが可能です。ぜひ、参考にしてみて下さい。

1.紫外線対策

皮膚のシワ・たるみの一番の原因は紫外線です。皮膚の老化の原因の80%を占めると言われています。

また、ほうれい線部のシミやくすみの原因にもなります。

予防法としては、特に強い紫外線の時期は、帽子や日傘などで直接当たることを避け、毎日日焼け止めを塗ることです。

屋内でも日が入る場合は朝から塗ることをお勧めします。

海に行くなどでなければ、SPF30くらいのもので十分です。

2.喫煙・受動喫煙を避ける

タバコの煙は、特に真皮のバネの役割をする弾性線維に影響が大きいです。

弾性線維の機能が低下すると、たるみを引き起こしやすくなります。

喫煙者に特徴的な顔貌は、「スモーカーズ・フェイス」と呼ばれています。

狭く深い、口周りや目尻のシワが特徴です。

タバコはコラーゲンを分解するMMPsを活性化させます。

1日35本以上喫煙するヘビースモーカーの人は、非喫煙者に比べ、顔のシワの相対危険率が紫外線の影響を除いて4.7倍もあります。

3.保湿をする

皮膚が乾燥すると、シワが寄りやすくなります。特に乾燥肌の方は保湿が重要です。

保湿剤は、皮膚本来のバリアを壊さないために、界面活性剤フリーのもの、できればワセリンベースのものがお勧めです。

その他、グリセリンやBG、セラミドなどが保湿剤の成分としてよく用いられています。

小指の先くらいの少ない量をこすらずに、肌に載せるように塗ってください。

もし冬場などで乾燥している場合は、1日数回、保湿剤を塗るとよいです。

その他、冬場の乾燥時には加湿器も有効です。

過度の洗浄剤の使用は、皮膚のバリア機能を持つ角層を傷めてしまい、油分が減ることで乾燥肌が悪化するので注意してください。

4.グロースファクターで皮膚のコラーゲンを増やし、シワを消す

グロースファクターは、クリニックで行う注射による治療です。

注射することで、ご自身のコラーゲンが3~6ヶ月かけて増えることでシワが改善します。

ヒアルロン酸などと異なり、繰り返しがほとんど不要なことも多く、長期にわたりいい状態を維持できます。

CASE.1

1-1

施術前・・・60代女性の方です。比較的くっきりとほうれい線があります。

1-2

210ヵ月後・・・まだまだいい状態を維持している印象です。

CASE2.

1-3

施術前・・・30代女性の方です。比較的くっきりと法令線があります。グロースファクターによる治療を受けられました。

1-4

2年1カ月後・・・いい状態を維持されています。

CASE3.

pre1 

治療前・・・比較的くっきりとしたほうれい線です。

6m

6ヵ月後・・・目立たなくなりました。

4-1.ほうれい線ができるメカニズム

紫外線や加齢などの原因により皮膚のコラーゲンが減少し、シワ・たるみがおこります。

また頬に関しては、脂肪のボリュームが減ることで皮膚が余ります。皮膚と脂肪はある程度くっついているので、一緒になって落ちてきます。

4-2.グロースファクターがほうれい線を改善するメカニズム

グロースファクターとは、注射することでご自身のコラーゲンが作られ、皮膚のハリを出すことで、シワ・たるみを改善する治療です。また、ヒアルロン酸やボトックス注射と異なり、一度改善したら繰り返しをほとんど必要としません。

また、クリニックにより使用している薬剤が異なることも多く、どのような薬剤、効果があるかは事前に症例写真やHPなどで確認されることをお勧めします。

・治療方法

①まずメイクを落とします。

②注射の前に麻酔クリームを塗ると注射の痛みが和らぎます。

③20分程度経った後、麻酔クリームを落とし、消毒します。

④氷で冷やしながら注射していくと痛みが抑えられます。

※また、お薬自体も痛くない工夫をした上で、さらに握っていただくと痛みの感じ方が鈍くなるボールを持っていただくなどの工夫があります。これだけ痛み対策を行えば、注射の針も非常に細いので、ほとんど痛みを感じないことが多いです。

・起こりうる合併症・・・出血・感染・腫れなどがあります。使用薬剤や注射方法によっては、しこりや段差が生じたり、凹凸(おうとつ)、変化に乏しい可能性もあります。また、脂肪注入やPRPと併用するとしこりになるリスクが高くなるので注意が必要です。

・ダウンタイム・・・施術後、見た目が気になるかどうかは内出血が出るかどうかにより、出た場合1週間~10日程度です。腫れはほとんどありません。

・費用・・・数万円~20万円前後とクリニックにより差があります。

グロースファクターの詳細は、「グロースファクター|これから受ける方が必ず知っておきたい全知識」をご覧ください。

5.トレチノイン+ハイドロキノンでくすみ取り、美肌になる

トレチノイン、ハイドロキノンを使用することで、ほうれい線の底にたまったシミ・くすみを改善して、ほうれい線が浅く見える効果が期待できます。

トレチノイン、ハイドロキノンはともに塗り薬(医薬品)で、ご自宅で治療可能です。

基本的には医療機関で処方してもらうことで入手可能です。

実際の使用方法は、お顔全体に塗るだけの比較的簡単なもので、使い始めに副作用が出ることがありますが、数ヶ月で肌全体の明るさが改善します。

ここでご紹介するのはメラフェードというトレチノイン・ハイドロキノン製品を使用した症例写真です。

CASE1.

メラフェードによるほうれい線改善例2-1

治療前/メラフェード使用7ヶ月後・・・全体的にシミ・くすみが取れ、それにともない法令線が浅く見えます。

CASE2.

2-2

施術前・・・比較的くっきりとした法令線があります。

グロースファクターによる法令線、頬、口角の治療とメラフェードによるシミ・くすみ治療を受けられました。

2-3

1年1ヵ月後・・・シワがさらに浅くなりました。3ヵ月後の時点で法令線にグロースファクターを少量追加されています。また、メラフェードによりくすみが取れ、肌全体の印象が明るくなっています。

CASE3.

2-4

施術前・・・法令線がうっすらとあります。

また、シミ・くすみがあり、法令線がより深く見えています。グロースファクターによる治療を受けられました。

2-5

1年後・・・法令線が改善しています。メラフェード(トレチノイン・ハイドロキノン)とSR(光治療)によるシミ・くすみ治療も受けられています。

2-6

2年10ヵ月後・・・いい状態を維持されています。

シミ・くすみも改善しています。 

CASE4.

2-7

治療前・・・メラフェードによる治療とほうれい線のグロースファクター以外に目の下の経結膜脱脂手術・頬のグロースファクターも受けられています。

2-8

9ヵ月後・・・ほうれい線が目立たなくなりました。

5-1.トレチノインの効果

トレチノイン(レチノイド、ビタミンAの一種)を含む製品は、肌の代謝を改善することで若返り効果が期待できます。それによりシミのある古い皮膚が外に出ていきます。数ヵ月の使用で小ジワが改善することも多いです。1年くらい使用すると、紫外線などで傷んだ皮膚が修復されるというデータもあります。

また、トレチノインを塗ることで、紫外線のダメージから皮膚を守る効果もあり、老化防止にも役立ちます。

5-2.ハイドロキノンの効果

ハイドロキノンはメラニンの産生を抑えることで皮膚を白くします。

ハイドロキノン単独でも美白効果はありますが、トレチノインと組み合わせることで効果が高まります。

5-3.おすすめのトレチノン+ハイドロキノン

現在、トレチノインは海外の通販でも購入可能なようですが、クリニックで購入するトレチノイン製剤も多くあります。

ほとんどのトレチノイン製剤は濃度設定が大変だったり、赤みなどの副作用が出ることも多く、注意が必要です。

メラフェードは、副作用が出にくく、日本人向けの製品なのでおすすめです。

5-3

メラフェード・・・トレチノン・ハイドロキノン・ビタミンC・αアルブチンが含まれる治療薬です。3ヶ月程度で効果が現れることが多いです。

価格は4000050000円です。(1セットでおよそ2~3月持ちます)

起こりうる副作用・・・皮膚が乾燥したり、ポロポロと皮膚がむけたり、赤み、ヒリヒリするなどの副作用が起こる場合があります。

メラフェードの詳細は、「写真で解説!メラフェードの6つの美肌効果」を参考にして下さい。

レチノール

トレチノインの類似のもので医薬部外品にシワ改善の効果を期待して使われています。レチノールは活性がトレチノインの1/100程度と作用が弱く、目に見えるレベルのほうれい線の改善は難しいと言えます。

6.さまざまなほうれい線対策の比較

ほうれい線対策として知られているもののなかには、今回ご紹介したもの以外に、筋トレ、グッズ、器具、食事、化粧品、クリームなどがあります。

それぞれの効果、手間、1年当たりの費用を表で比較しました。

費用は10年間で見た場合の1年当たりの費用を計算しています。

対策方法   

効果

手間

1年あたりの費用

グロースファクター

☆☆☆☆☆☆

5~10年で1、2回

2万円

トレチノイン+ハイドロキノン

☆☆☆☆

毎日塗布(休止期間可)

4~5万円

紫外線対策

☆☆☆☆

毎日実施

3000円

喫煙・受動喫煙を避ける

☆☆☆

毎日実施

0円

保湿

☆☆☆

毎日実施

5000円

顔の筋トレ

毎日実施

0円

グッズ・器具

☆☆

毎日実施

1000円

食事

☆☆

毎日実施

食材などによる

化粧品・クリーム

毎日塗布

5~10万円

ヒアルロン酸注射

☆☆☆☆

年に1回

5~10万円

まとめ

これを読んで下さった方の中には、ほうれい線が治ることなど考えもしなかった方が多いかもしれません。

しかし、様々な方法を複合的に行うことで、ほうれい線の原因が除去されることでそれは実現可能だったりします。

くっきりとしたシワがある方は、グロースファクターがお勧めです。

くすみや小ジワがある方はトレチノイン+ハイドロキノンを併用するとよいです。

最も重要なのは、紫外線予防です。一度治療された方も長期的にメンテナンスをすることでいい状態をずっと維持できます。

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