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肝斑の原因と最もきれいに安く治療する方法

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肝斑とは、紫外線やホルモンなどにより悪化する、女性に多い左右対称にできるシミです。

これを読んでいる方の中には、肝斑を消したいけど、どの治療法を選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?

肝斑には、レーザートーニングや美白剤の軟膏治療、イオン導入など、様々な治療法が有効です。

しかし、一般的なシミ治療の中には肝斑に効果がないものや、悪化させてしまうものもあり、注意が必要です。

ここでは、肝斑を正しく見分け、効果的に安く治療する方法についてお伝えいたします。

また、さらに効果を高めるために気をつけていただく生活習慣もまとめました。

これを読んでいただくことで、肝斑からいち早く解放されると考えます。

ぜひ、参考にしてみてください。

1.肝斑の原因

原因は明確にはわかっていませんが、メイクやマッサージによる摩擦、紫外線、ホルモン、ストレスなどが一般的に増悪因子と言われています。

これらの増悪因子によりメラノサイトというメラニン(色素)を作る細胞が増加したり、メラニンの産生が増えたりすることで肝斑が作られます。

実際の肝斑の写真です。肝斑は、頬骨に沿って左右対称にできることが多いです。

2.最もきれいに早く治す治療法

1章で原因をご説明いたしましたが、メラニンを抑える以下の方法がベストです。

有効で費用対効果が高いと考えられる順にご説明いたします。

全てを行うと早く良くなりますが、3つのうち上から可能な治療のみだけでも十分です。

2-1.トレチノイン・ハイドロキノン軟膏

トレチノインは、皮膚の代謝を上げてシミを外に出す作用があります。

また、ハイドロキノンは、メラニンの生成をおさえます。

この2つの組み合わせによりシミが改善します。

副作用として、皮膚が乾燥したり、ポロポロと皮膚がむけたり、赤み、ヒリヒリすることがあります。

メラフェード・・・トレチノインとハイドロキノンが入ったおすすめの製品です。

長期保存可能で副作用が起こりにくい製品です。

3ヶ月程度で効果が現れることが多いです。

価格は40,00050,000円(1セットでおよそ3ヵ月くらい持ちます)

メラフェードによる肝斑の改善例(治療前/2ヵ月後)

なお、輸入代行業者を利用して、海外の安価なトレチノイン・ハイドロキノン軟膏を入手する方法もありますが、海外からの輸入品はきちんとした製品でないこともあるため、あまりお勧めいたしません。

また、「東大式」と呼ばれるトレチノインとハイドロキノンによる軟膏治療を行っている皮膚科などのクリニックもあります。安価な価格で提供している施設もあります(2000円くらい~)。ただし、その場合、トレチノインの期限が1カ月と短く、また赤みやヒリヒリ感じなど副作用が比較的で安いので注意が必要です。

トレチノインとハイドロキノンの詳細は、「トレチノインとハイドロキノンを併用して綺麗になる悩み別の使用法」を参考にしてください。

2-2.トラネキサム酸(トランサミン)の内服

クリニックで処方してもらうことも可能ですが、市販薬でも治療可能です。

・トランシーノ

主成分であるトランサミンは、アミノ酸の一種です。 その他、シミを抑えるL-システインやビタミンCなども入っています。 トランシーノは、生体内にあるメラノサイト活性化因子であるプラスミンを抑えることで、メラノサイトがメラニンを作るのを防ぎ、肝斑を改善します。

1回2錠、12回の内服を続けて、2ヶ月ほどで効果が期待できます。

通販でも購入可能で、1ヵ月分約3,000円です。

引用元:トランシーノ公式ページ

2-3.レーザートーニング

シミ用レーザー(QスイッチNd:YAGレーザー)を低出力(2.8~3.4 J/cm2)で行う治療法です。

メラノソームやメラニン頼粒に選択的に熱変性を与えることで肝斑を改善させるメカニズムが考えられています。週にl~2回程度のペースで3~5 回以上の照射を繰り返し、徐々に改善させていきます。

他の治療法との併用は可能です。併用した場合、早く改善するが可能です。

きちんと肝斑と診断されれば、レーザートーニングを受けても問題ありませんが、事前に内服などのマイルドな治療法を数ヶ月行ったほうが、レーザートーニングの回数が少なくてすみます。

10回以上行うと白抜けが起こるリスクが高まるので注意が必要です。

治療費用は1~2万円で行っていることが多いですが、クリニックや治療範囲によって料金が異なることもあります。

レーザートーニングによる肝斑の治療例

2-4.肝斑のおすすめ治療法の比較表

 

トレチノイン・ハイドロキノン

トランサミン

レーザートーニング

効果

副作用

赤み・乾燥・ヒリヒリ感

白抜け

値段

2000~50000

数千円くらい

12万円

オススメ度

注意点

赤み・乾燥・ヒリヒリ感など

単独では効果が出づらいことも

10回以上で白斑のリスク

3.その他の治療法とおすすめできない理由

ここでご紹介する治療法は、効果が前述の治療法よりも劣ることと、費用的にもそれなりにかかってしまうものです。

しかし、もし余裕がある方は併用されることで、早期治療が可能になります。

3-1.イオン導入

弱い電流を流すことにより、電荷されたトラネキサム酸やビタミンCを皮膚内に浸透させる方法です。

繰り返すことによるデメリットはほとんどないため、気軽に行える治療法です。内服の次くらいにマイルドな治療法なので、レーザーや軟膏治療の副作用が心配な方におすすめです。

治療費用は数千円~2万円程度と様々ですが、一般的に導入する成分を上乗せするごとに価格が上がります。週1回~月1回程度の頻度で改善するまで様子を見ながら行い、治療回数に特に決まりはありません。

3-2. ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、酸を含む薬剤によって皮膚をうすく溶かし、再生を促す治療法のことです。乳酸ピーリングは美白効果も高いです。治療費はおよそ1~3万円前後のことが多いです。肝斑の場合、月1回くらいのペースで皮膚の様子を見ながら数回受けられるとよいです。

ケミカルピーリングの詳細は、「間違えてはいけない!ケミカルピーリングの正しい選び方と施術の受け方」を参考にしてください。

3-3. ビタミンCEの内服

抗酸化作用があり、シミの発生を抑えます。これらは市販薬でも代用可能です。

数ヶ月以上の内服をおすすめします。単独だと治療効果は乏しいです。費用は1カ月数千円くらいです。

4.肝斑治療をより早く治すために取り入れるべき生活習慣

原因を1章でご説明いたしましたが、肝斑の発生には、紫外線や皮膚の刺激がかかわっています。

そのため、こちらで紹介する生活習慣も取り入れていただくと、より早くきれいに肝斑が治ります。

4-1. メイクを塗る時や落とす時に摩擦を避ける

例えば、メイクを塗る時や落とす時に横滑りを避けたり、洗顔の時に泡をたっぷり付けたりすると摩擦がおきません。その他、タオルでごしごし拭くことや、マッサージなどの刺激も肝斑を悪化させます。レーザートーニングや軟膏治療を行ったとしても、刺激がある限り、肝斑はどんどん出現します。

洗顔時は指が直接皮膚に付かないように泡を多めに使用してください。

4-2.紫外線対策を行う

肝斑が治った後に、紫外線を多く浴びてしまうと、再発してしまいます。

日中はこまめに日焼け止め(SPF30、PA+++以上)を塗って頂くと、その後の予防になります。

5.注意!肝斑かどうかを正しく見分ける方法

実際には肝斑ではないのに、肝斑治療を行っても効果を得られません。

ここでは、正しく見分ける方法を簡単に説明いたします。

5-1.肝斑の特徴

実際の肝斑の写真です。

肝斑は、頬骨に沿って左右対称にできることが多いです。

頬骨やこめかみなどの骨がある固いところにできやすいです。

これは、摩擦により皮膚が炎症をおこしやすいためです。

・見分け方

最もよく見られる部位は、前額部、側頭部、頬骨部、上口唇および下顎で、形は境界明瞭な茶褐色の色素斑です。ただし、後述する日光性(老人性)色素斑よりは全体的にぼんやりしているのが特徴です。

また、通常肝斑は上下のまぶたには発生しないため、他のシミと見分けるポイントとなります。

5-2.日光性色素斑

日光(紫外線)の刺激より発生するシミです。

大きさは様々で、男女問わずできます。

・原因

紫外線を慢性的に受けることによりできると言われています。日光黒子とも呼ばれ、色素細胞自体の異常というよりも、外部の刺激で発生します。傷害を受けた表皮角化細胞から持続的にさまざまなサイトカイン(免疫システム細胞から分泌されるタンパク質)が産生され、これにより刺激を受けて色素細胞が活性化したものと考えられています。

・見分け方

20代くらいから発症することもあります。

中高年以降に顔面・手背・前腕や下腿の伸側・上背部など、主に日光がよく当たる場所に多く発生します。

大きさは様々で、色は茶褐色から黒色のことが多いです。

日光性色素斑(老人性色素斑)の症例写真

・治療法

治療法には、トレチノインやハイドロキノンによる外用薬やレーザー治療、フォトフェイシャル(IPL)などがあります。

5-3.後天性真皮メラノサイトーシス(ADM

深い層までメラニンがあるシミの一種であるADMも肝斑とまぎらわしいことがあります。日光性色素斑や肝斑は表皮にできるのに対し、ADMは表皮よりもさらに奥深い層である真皮に色素沈着が見られます。

ADMの症例写真

・原因

はっきりとした原因は不明ですが、紫外線、女性ホルモンの変化、皮膚の摩擦や化粧品アレルギーなど、日常のスキンケアなどが原因で出ることが多いです。

・見分け方

比較的若い方に発症する事が多く、額、頬骨部、鼻翼部、鼻根部、上眼瞼などの両側対称性に生じます。そばかすよりも少し大きく、紫褐色から黒褐色調の色素斑が特徴です。

肝班と非常に似ており鑑別が難しいですが、肝斑は上下のまぶたにはできないので、そこにシミが見られたときはADMを疑います。

上まぶたや頬にポツポツとしたグレーのくすんだシミが特徴です。

ADMは毛が生えているところにもできますが、肝斑はできにくいです。

悪化すると、融合することもあります。

肝斑とは異なり、ADMは症状の波は少ないという特徴があります。

・治療法

ADMはレーザー治療が有効です。

5-4.雀卵斑(そばかす)

両頬・下瞼・鼻を中心とした部位にできる、1mm~5mmの薄茶色のシミです。

顔全体に出ることもあります。

思春期で目立つようになり、中高年になると目立たなくなる特徴があります。

白人に多く、日本人では色白の方に出やすい傾向があります。

また、そばかすは腕や肩、手の甲など日光に当たる部位にも生じることがあります。

・原因

遺伝することもあり、出るか出ないかは体質的な要因も大きいです。

そのため治療しても再発することが多いです。

また、紫外線により悪化します。

そばかすの例①

そばかすの例②

・見分け方

そばかすは子供の時からできる点が異なります。

また、そばかすの場合、分布が一様であることが多いです。

・治療法

そばかすには光治療(フォトフェイシャル)が最も適しています。

トレチノイン・ハイドロキノンによる軟膏治療も数ヶ月単位で時間がかかりますが有効です。

まとめ  

肝斑を正しく見分ける方法と、効果的かつ費用をおさえる治療法についてご説明いたしました。

また、さらに効果を高めるために気をつけていただく生活習慣も併用することで早期治療が可能になると考えます。

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