唇の悩みの中でも乾燥に次いで多いと言われるくすみ。実は唇の色で悩んでいる人は結構多いです。
唇は顔のなかでもとくに女性らしさがでるパーツでありふっくらうるおったピンク色の唇は美人の条件の一つ!
いつもきれいで魅力的なモデルや女優さんも唇のお手入れやメンテナンスはとくに気を使っているといいます。
あなたもぷるんとみずみずしいピンクリップを手に入れてみませんか?
目次
1.今すぐSTOP!唇がくすむ原因は紫外線と乾燥!!
唇はとてもデリケート。顔や体の皮膚とちがい、刺激から守ってくれる皮脂膜がありません。
そのため乾燥や紫外線などの外部刺激を受けやすく、皮膚を守るメラニンが作り出され色素沈着になりくすみにつながります。
女性の場合、クレンジングによる摩擦も外部刺激となり色素沈着の原因と言われています。
2.ピンク色の唇になるために今日からやるべきこと3つ
まずは、唇のくすみの原因となる、紫外線、乾燥、汚れから唇を守ることでくすみを防止することができます。
2-1.紫外線をカットするクリームを塗る!
デリケートな唇にまず必要なことは乾燥と紫外線から守ること。紫外線に当たりすぎるとくすみだけでなくシミも作ってしまいます。また、紫外線の刺激により皮膚の生まれ変わるターンオーバーの働きも滞り、くすみやシミが排出されずどんどん悪化してしまいます。
必ず肌だけではなく唇にも紫外線をカットするクリームを塗りましょう。
ドラッグストアなどリップクリームが売っているお店にはUVカット効果のあるものも並んでいます。
紫外線吸収剤が入っていないものは唇に優しく、敏感肌の方にはおすすめです。
「赤色○号」などと表示されるタール色素は紫外線を吸収しやすい成分なので、商品の成分表示を確認してタール色素がはいってないものを選ぶようにしましょう。
食事などでとれてしまうのでこまめな塗り直しをお忘れなく!
2-2オイルやはちみつを使った保湿パックをする。
おうちでできるスペシャルケアとしてオイルやはちみつを使ったパックがあります。
オイルはホホバオイルが保湿力が高くべたつかないのでおすすめです。簡単になのでぜひためしてみて下さい。
唇の保湿パックの手順
①はちみつやオイルを指先でなじませ上からラップをする。
②5分ほど放置してラップを取った後、指先でくるくると小さい円を描くように優しくマッサージ。
これだけでも充分効果がありますが、時間があればラップの上から蒸しタオルをあてると血行がよくなりさらにくすみ改善効果がアップします。
2-3.丁寧なクレンジング
唇を守るためにいろいろと塗ることも大事ですが、合わせてしっかりと落とすことも同じくらい重要です。
疲れて帰って来た日はサッとメイクを落として寝たいと思ったりもしますが毎日の積み重ねが5年後、10年後に大きな違いとなって現れます。
丁寧なクレンジングを心がけましょう。
ティントリップなど最近流行っている落ちにくいリップを使った日はとくにしっかりとクレンジングをする必要があります。
口紅やグロスを使った日は必ずポイントメイク用のクレンジングを使いましょう。コットンに出して使うタイプのものが多いのでコットンに10円玉くらいの量を出して右⇒左、左⇒右と左右に優しくふき取ります。
縦ジワに残ったメイクはコットンを四つ折りにして角を作り、上唇は下→上に、下唇は上→下に拭き取るときれいに落とせます。
逆の手で口角を引き上げながら拭き取るとすみずみまできれいに拭き取れます。
クレンジングのやり方によってはさらにくすみを悪化させる可能性もあります。たとえば、、
× 通常のクレンジングを使い、ファンデーションなどを落とす延長で唇をゴシゴシこする。
×シートタイプのクレンジングで強く拭き取る。
× 洗顔のみですませて、唇に色素が残ったまま。
・・・は、NGなので気を付けましょう!
3.くすみをカバーするメイク方法
3-1.リップラインを引く
唇の輪郭のくすみは色が濃くなりやすいのでリップラインを引きましょう。濃い色のリップペンシルを使ってしまうと輪郭だけが目立ってしまうので
使用する口紅と同系色、または肌の色に近いピンクベージュなどの色を選ぶといいでしょう。
クレンジングと同じように、逆の手で口角を引き上げて唇が張った状態にするとガタガタにならずきれいにラインを描けます。
リップラインの引き方の手順
はじめにティッシュで唇の水分をおさえておく。
①上唇の山を描く
②下唇の中心のラインを描く
③口角と①をつなげる
④下唇口角と②をつなげる
⑤リップブラシでラインを内側にぼかす。
⑥口紅、グロスを塗る
はじめに唇の水分をおさえておくとつるつるすべらずきれいにラインを引くことができます。リップクリームなど油分のあるものもリップラインを引いたあとに塗るようにしましょう。
3-2.コンシーラーを使う
唇のくすみをカバーしつつリップや口紅の色を発色させたい方にはコンシーラーがおすすめです。
コンシーラーの塗り方
①肌に使うコンシーラーを少しずつ指に取り、ポンポンと優しく唇にのせる。
(この時使用するコンシーラーはクリームタイプではなく、ある程度かたさのあるスティックタイプのものおすすめ)
②コンシーラーでカバーしたところをティッシュで軽くおさえる。
③ベースのコンシーラーと混ざらないように優しく口紅やグロスをのせる。
4.クリニックでできる最新唇治療
クリニックによって使用する機械や値段も変わります。自分にあったクリニックをみつけましょう。
いろいろ試したけど消えないシミがある、時間をかけずに方治したいという方にはクリニックでレーザー治療をうけてみるのもおすすめです。
また、唇の乾燥がひどく、小ジワが取れない方はヒアルロン酸注射をするという方法もあります。
4-1シミ取りレーザー
レーザーはメラニンなどターゲットとなる色に吸収される特殊な波長の光を出すことで、メラニンなどを破壊し、シミを治療したりすることができます。
アレキサンドライトレーザー、YAGレーザー、ルビーレーザーが有効です。
炎症性色素沈着や瘢痕などの副作用もほとんどおこらず、きれいに取れることが多いです。1回で治療が終わることが多いですが、場合により数回行うこともあります。
費用は1万円~数万円です。機械やくすみの範囲にもよります。
注意点として、やけどや炎症性色素沈着のリスクがあります。
レーザーの手順
- メイクを落とします。
- 麻酔クリームをすることもあります(痛みに弱い方はおすすめですが、別料金がかかることもあるので、施術前に確認しましょう)
- 照射部位を氷などでクーリングします
- 照射します。レーザーなので一瞬で終わります。
- 再度クーリングします。炎症を抑えるためです。
- 炎症止めのステロイド入りの軟膏を塗ることもあります。医師の判断によります。
4-2唇へのヒアルロン酸注入
唇にヒアルロン酸を注射で入れる方法です。小ジワが取れてボリューム感がでます。
半年から1年で吸収されてなくなります。注射なので内出血(青あざ)のリスクがあります。
1ccあたり10万円前後の費用がかかります。
5.まとめ
唇のくすみを改善するには、日ごろの予防とケアが重要です。また、クリニックでは一気に唇のくすみを改善させる方法もあります。唇のくすみで悩んでいる方のご参考になれば幸いです。