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なぜか疲れて見える!目の下のクマの6つの原因と治療法

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目の下のクマがあると疲れて見えたり、老けて見えたりしますよね。

他の人から「疲れている?」「寝てないんじゃない?」と言われて目の下のクマに気づいたものの、どんなに寝てもクマが消えなくなったという方もいるのではないかと思います。

クマの中には単なる疲れや寝不足以外が原因のものもあります。

例えば目の下の脂肪が飛び出してくることが原因のものなどがあります。

それを知った上で、現代の医学をもって治療を行えば、意外と簡単にクマから解放されることも可能です。

今回は、目の下のクマの分類とその治療法について解説していきます。

1.目の下のクマとは

「目の下のくま」は、目の周りの皮膚の色が濃くなっている状態を示す俗称です。

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「くま」とは、辞書によると、他と境界を接する地点、奥まった所、色や影の濃い部分を意味します。

まぶたの皮膚は薄く、伸縮性に富んでいます。

また、皮下組織がスポンジのように疎であるため、むくみの影響や、目の下の脂肪が飛び出してきた時の影響により容易に膨らみやすくなっています。

また、まぶたの皮膚の下には細い血管が無数にありますが、皮膚が薄いため透けて見えやすいという特徴があります。

2.目の下のクマの原因と治療法

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2-1. 脂肪の突出(いわゆる目袋)により影ができるもの

目の下の脂肪を包んでいる膜が加齢とともにゆるんでくるために、目の下の脂肪が飛び出してきます。

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ふくらみの下側が光の影響で影となって黒くみえるために、 目の下のクマと認識される場合があります。

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診断方法は、 メイクをしてもクマが消えないことや、皮膚を軽くひっぱって、平らな状態にするとクマが消えることです。

治療法

皮膚を切る方法と切らない方法があります。

最近は皮膚を切らない方法が主流となっています。

皮膚を切らない方法の代表例として、「経結膜脱脂手術」があります。

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経結膜脱脂のみ(上の図の②)の場合だと、目の下にくぼみが残ることが多いため、くぼみを埋める治療を同時に行うときれいに仕上がることが多いです。

上の図ではグロースファクターという、皮膚のコラーゲンを増やす注射を同時に行っています。

また、くぼみができる理由は皮膚のたるみが原因なので、ふくらみの程度が少ない場合は、グロースファクターのみでも改善可能なことがあります。

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治療前

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グロースファクター注入療法 9ヵ月後

 

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グロースファクター注入療法 3ヵ月後

経結膜脱脂の費用は、クリニックによって異なりますが、20~40万円程度のことが多いです。

グロースファクター注入療法のみですと、5~15万円前後で行っていることが多いですが、改善までに要する治療回数などはクリニックによって異なることがあります。HPなどで確認しましょう。

2-2. こすることなどの刺激による炎症性色素沈着

まぶたは皮膚が薄く、こすることで炎症症状が起こりやすい部位です。

洗顔やメイク、マッサージなどが刺激になり、色素沈着が起こります。比較的黄色みがかった褐色にみえるのが特徴です。

上まぶたをこする習慣があると上まぶたにもできます。

強くこする習慣がある場合、炎症がおきるため少し赤みを伴っていることもあります。

アトピー性皮膚炎がある場合、こする頻度が高くなり、色素沈着が起きやすくなります。

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治療法

おすすめは、トレチノイン・ハイドロキノンなどの美白効果のある塗り薬(メラフェードなど)がおすすめです。2~3か月間、1日1回塗るときれいになります。費用は、1セット5万円前後です。

2-3. 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

ADMは主に頬にできることが多い、灰白色の色素斑ですが、上まぶたや下まぶたにできることもあります。

20~30歳ごろに出ることが多く、左右対称に出ます。中には遺伝性があることもあります。

また、むくみ、睡眠不足、疲労により見え方が日によって異なることがあります。

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治療法

Qスイッチルビーレーザーで改善します。逆に、それ以外の治療法はあまり有効ではありません。

費用は1mmあたり数千円~1万円くらいで、大きさや範囲によって料金が異なることが多いです。

2-4. 皮膚が薄いことで眼輪筋が透けて見える

これは赤クマと言われたりすることもあります。

まぶたの皮膚のすぐ裏側には筋肉(眼輪筋)があり、それが透けて見えると赤く見えます。

血液循環が低下した場合にうっ血して、青~青紫になることもあります。

また、皮膚が薄い場合、特に透けて見えやすくなり、常に目の下にクマがあるように見えます。

治療法

目の下の脂肪の量がある程度多いと、その圧迫から眼輪筋が透けて見えやすくなります。

この場合、経結膜脱脂を行うことで改善します。(圧迫の解除)

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脱脂前と脱脂直後の比較

目の下の脂肪の圧迫を解除することで赤みが改善しています。

経結膜脱脂の費用は、20~40万円程度で、クリニックによって異なります。腫れ、内出血などのリスクがあります。

2-5. 静脈が透けて見える

目の下の皮膚の浅いところに目立つ静脈があるとクマのように見えることがあります。

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この方は目の下の経結膜脱脂をされていますが、目尻の下に静脈が透けて見えています。

治療法

ロングパルスNd:YAGレーザーで改善します。

費用:1万円~数万円(範囲によります)

2-6.小ジワによるもの

下まぶたは皮膚が薄いため、小ジワができやすい場所です。

小さいシワがたくさん集まると、遠くからみると、 黒ずんで見えることがあります。

また、色素沈着があると、色素が密になって黒さが増強されます。

診断のポイントは皮膚を引っ張ってシワを伸ばすと色が消えることです。

治療法

皮膚のたるみ取り手術または高周波によるたるみ取り治療があります。

PRPやグロースファクターなどの再生医療でも改善可能です。

PRPの費用は1回10~30万円くらいですが、複数回治療が必要なことが多いです。

グロースファクター注入療法は、5~15万円前後で行っていることが多いですが、改善までに要する治療回数などはクリニックによって異なることがあります。HPなどで確認しましょう。

グロースファクターによる治療例①

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グロースファクターによる治療例②

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3.その他のまれな目の下のクマの原因

上記に当てはまらない特殊なケースです。

症状や原因が当てはまる場合は、原因を除去することにより目の下も目の下のクマも改善することもあります。まずは医師に相談しましょう。

3-1. 皮膚筋炎に伴うヘリオトロープ疹

皮膚筋炎という自己免疫性疾患の徴候で、まぶたが赤紫色で腫れぼったく変化します。

これは顔面全体生じた炎症が、眼瞼において、赤みとむくみが特に増強された結果生じたものです。

皮膚筋炎では、骨格筋を中心に炎症と破壊が生じ、体幹および四肢近位部の筋力低下をきたします。

3-2. アレルギー性鼻炎に伴うもの

長期にわたってアレルギー性鼻炎にかかっていると、静脈のうっ滞の結果、目の周りが青黒い色調になることがあります。

3-2.アジソン病に伴うもの

アジソン病は、全身倦怠感、易疲労感、脱力感、食欲不振、体重減少がおこり、血液検査で低血糖、低血圧、低Na血症、高K血症、血中コルチゾールの低下と血中ACTHの上昇が見られます。

アジソン病で他部位の色素沈着とともに眼瞼の色素沈着が見られることがあります。

3-3.甲状腺機能亢進症に伴うもの

甲状腺機能亢進症で主として内眼角を中心に上下眼瞼に色素沈着がみられることがあります。Jellinek徴候といわれています。

3-4.接触性皮膚炎に伴うもの

金属やゴムアレルギーがある場合、それらを触った手で目をこすると、目元に炎症が起こり、色素沈着の原因となります。

3-5. 緑内障の治療薬の副作用によるもの

緑内障の治療薬であるラタノプロスト(商品名:キサラタン)はプロスタグランジン製剤と呼ばれる種類の薬です。これによりまぶたの色素沈着がおこる副作用がおこることがあります。

4.自宅でできる目の下のクマの予防法

ここでご紹介する方法は、すべての方にお勧めできる目の下のクマの予防法です。

4-1.塩分をとり過ぎない

塩分をとり過ぎるとむくみでクマが起こることがあります。

これは、目の下の組織が水分の影響を受けやすいためです。

むくんでいる場合、眼球が下を向いてもふくらみが引かず(脂肪なら減る)、上を見てもふくらみが変わらない(脂肪なら増える)という見分け方があります。

塩分が高い外食を控え、料理の際は塩を控えてダシで味付けをするような工夫をオススメします。塩分の摂取量は1日10g以下を目指しましょう。

4-2.かゆくても目をこすらない

特に花粉症やアトピー性皮膚炎があると目をこすりたくなります。

しかし、こすると目の下の色素沈着が悪化しますので、かゆい時はかゆみ止めのお薬を飲むか氷で冷やすとおさまります。

押したりしてもADMが悪化することがあるので注意が必要です。

4-3.紫外線を避ける

紫外線はあらゆるシミや皮膚たるみの原因となります。

紫外線ケア(紫外線を避ける、帽子、日焼け止め、サングラス)をしましょう。夏以外でも紫外線はあります。また屋内でも窓からの紫外線があるので日中は年間を通して日焼け止めを塗ると良いです。

4-4.甘いものをとりすぎない

糖質によるたんぱく質の変性(糖化ストレス)は皮膚のたるみの原因となります。

お菓子、飲み物など砂糖が入っているものはできるだけ避けましょう。

5.まとめ

目の下のクマにはいろいな原因があります。

これらの原因のうちいくつかが重なっていることもあります。

診断がわからない場合や積極的な治療を望まれる場合はクリニックの受診をおすすめします。

 

 

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