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【小顔になりたい方必読!】小顔に効果がある方法/ない方法

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小顔になりたいという方は多いと思います。

小顔になれば、スタイルが良く見えたり、若く見えたりします。

小顔になる方法は、ネットでも色々紹介されています。

また、エステや美容皮膚科でも小顔の治療があります。

実は間違った方法を行うと、肌がくすんで見えたり、シワが増えたりするデメリットもあるので、注意が必要です。

ここでは、小顔に効果がある方法とない方法の見分け方について解説いたします。

1. 小顔になるには?

顔の構成要素として、表面から、①皮膚、②皮下組織(脂肪)、③筋肉、④骨があります。

細かく言うと、筋膜などもありますが、②に含まれるとします。

1-1.骨は変えられない

上記の①~④のうち、変えようがないものは④の骨です。

これは、いくつかのパーツが結合してできていますが、その結合は成人になるとがっちりくっついているため、手でほぐしたりしても全く位置関係は変わりません。

したがって、小顔には効果はありません。

顔の骨同士は、顔面骨の手術などの際では電動のノコギリのような器具で切る必要があるほど、強固にくっついています。

1-2.皮下組織の水分は一時的に移動できる

上記の①~④のうち、②皮下組織の水分はある程度移動できます。

これは、マッサージのように水分を頭側から足の方へ送り出すようにすれば、顔の水分が減り、小顔になります。

ただし、一晩寝れば元に戻ります。

一瞬写真を撮るために行う分にはよい方法だと考えます。

毎日行った場合、皮膚への摩擦により肝斑などのシミ・くすみが悪化することがあるので注意が必要です。

1-3.顔の筋肉のトレーニングで効果があるかは不明

顔のトレーニングの方法はいくつもネット上でも方法が紹介されていますが、医学的にたるみを改善できると正確に証明されたものはまだありません。

また、止めてしまうと元に戻ってしまいます。

詳しくは以下をご覧下さい。

「その表情筋トレーニングは逆効果?医師が教える効果的なトレーニング」

https://wakagaeri-susume.com/facial-excercise-3286

1-4.皮膚のたるみを改善することで小顔になることは可能

皮膚のコラーゲンが紫外線や加齢などの影響で減少すると、下に落ち、口周りのもたつきとして出てきたり、フェイスラインが四角くなったりすることがあります。

そちらに関しては、たるみ治療を行うことで小顔になることは可能です。

ただし、たるみ治療はいくつもの方法があります。

メラフェード治療前 

グロースファクター(コラーゲンを増やす注射)治療前

メラフェード治療6m

グロースファクター治療後6か月

詳しくは以下をご覧下さい。

「これを知れば格段に顔のたるみが減る!治療から予防までの全知識」

これを知れば格段に顔のたるみが減る!治療から予防までの全知識

2.お勧めしない方法                   

こちらでご紹介する方法は、デメリットがあるため、あまりお勧めいたしません。

2-1.コルギ

こちらは基本的には上記のマッサージの部類に入ります。

また、以下のような記事がありました。

今回、そのコルギの小顔効果に根拠はないとして、東京都は都内で美容サロンを経営する2つの会社に、景品表示法に基づき再発防止などを命じる措置命令を行った。

コルギは骨や筋肉に圧力をかけることで血流を上げ、骨を矯正するという施術。一般的には、リンパの詰まりが改善されるので、新陳代謝が上がり吹き出物が改善されたり、むくみがとれて顔が引き締まったりといった効果があると謳われている。今回、措置命令を受けた2社に対して、都が効果の根拠を示す資料を求めたところ、提出されたのは利用者の感想だけだったという。
都は医師などからも聞き取り調査を行ったが、いずれもマッサージによって頭蓋骨の大きさが変わることはないという結論に達した。

https://jihiken.jp/news/post-21445/

2-2.美顔ローラー

こちらもマッサージの部類に入ります。

頻繁にコロコロすると、特に頬骨のところの皮膚に刺激が強く出るため、肝斑が悪化することがあります。

頬が黒ずんでいる方は、こちらを辞めるだけでも数か月で改善する可能性があります。

2-3. 小顔矯正

こちらは、骨は手で動かしても位置関係は変わらないため、効果が期待できません。

よくてもマッサージ的な効果による一時的なものだけになります。

なお、小顔矯正をうたった整体院に業務改善命令が出たこともあります。

当庁は、不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律(平成26年法律第118号。以下「改正法」という。)による改正前の景品表示法第4条第2項(改正法による改正により条項番号が変更され、現在の規定は景品表示法第7条第2項)の規定に基づき、9名に対し、それぞれ当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、9名のうち7名から資料が提出された。しかし、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められなかった。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair…/160630premiums_1.pdf

3.他に検討すべき事項

こちらでは、前述の改善方法以外に、場合によっては効果が期待できる方法を列挙いたします。

3-1.塩分の摂取を控える

塩分をとりすぎると、体の水分量が増え、むくみとなって出てきます。

当然顔のボリュームが増えることがあります。

もし濃い味の食事が多いようでしたら、食事を改善してみるとよいかもしれません。

ただし、ダイエット目的の利尿剤の使用は、電解質バランスがおかしくなってしまうため厳禁です。

詳しくは以下をご覧下さい。

「減塩したい!むくみを取ってすっきりするための全知識」

https://wakagaeri-susume.com/low-salt-4123

3-2.エラが張っている場合はボトックスが有効

エラが張っている場合は、ボトックスで咬筋を萎縮させると比較的簡単に小顔になります。

また、歯ぎしりが緩和される効果もあります。

詳しくは以下をご覧下さい。

「ボトックスで失敗しないために知っておきたい12のポイント」

https://wakagaeri-susume.com/12tips-botox-2585

3.注意すべき事項

ここでは、小顔を目指すうえで注意すべき事項を取り上げます。

3-1.脂肪溶解注射はシワ・たるみを悪化させるリスクがある

小顔治療のために脂肪溶解注射を行っているクリニックは多いですが、皮膚の弾力が追いつかないと、皮膚が余り、かえってシワ・たるみを悪化させることがあります。

若いうちはよいですが、ある年齢以上では要注意です。

まず、皮膚の若返り治療を行うことが得策です。

3-2.強すぎる照射治療はシワ・たるみを悪化させるリスクがある

小顔治療のために行うサーマクールなどの照射治療。

強すぎるものは脂肪を破壊してしまい、脂肪溶解注射と同様の原理でシワ・たるみの悪化につながることもあります。

詳しくは以下をご覧下さい。

「顔のたるみを改善するレーザーなどによるオススメ照射治療3種類」

https://wakagaeri-susume.com/laser-treatment-for-sagging-of-the-face-3044

まとめ

小顔になるためには、効果がある皮膚にアプローチをする方が本質的です。骨は変えようがなく、皮下組織へのマッサージによる水分移動は一時的なものです。また、逆にシワ・たるみのリスクがある治療もあるので気をつけましょう。

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